「sovani」の特長
(1)経費部分がオープンにされている点
「sovani」にかかる経費は次のとおりのようです。
①保険料のうち運用に投入される前に差し引かれる契約経費部分
・月、半年、年払(平準払)契約の場合・・・保険料の3%(保険料の97%が運用されます)
・一時払契約の場合・・・なし(保険料全額が運用されます)
②運用後の積立金から控除される運用経費部分(平準払、一時払契約両方)
・毎日差し引かれます。・・・年率1.2%(日額:1/365*1.2%)
・災害時10%の上乗せ保障部分として・・・年率0.003%(日1/365*0.003%)
・ファンドの信託報酬・・・各投資信託で異なる。年率0.0638%~0.858%
上記の①の契約経費部分は保険契約締結のための経費とされています。主に人件費でしょう。直接証券会社から投資信託を購入する場合と比較すると割高ですね。ネット証券では”ノーロード”と言って契約当初の信託手数料はゼロ円が当たり前になっています。信託報酬については証券会社から直接投資信託を購入する方が少し割高です。保険会社と提携することで割り引いているのでしょう。
しかしながら、老後に年金として受け取る投資信託は無いので「変額個人年金保険」のこのような保険契約経費も仕方ないかと思っています。
なお、今回のソニー生命「sovani」は、60歳になって国民年金の保険料が終わったので国民年金と同じように月払にするはずでしたが、あえて保険契約経費がゼロの一時払いにした次第です。今後、吉と出るか凶と出るか興味ありますね。
さて、老後の公的年金の補完としてソニー生命の「変額個人年金(sovani)」一択としたわけについてお話しします。
実は、保険料の中から運用に回される金額が公表されているのは「sovani」だけなのです。その金額はともかくとして、経費がすべて公表されているということは老後の安心につながると思ったからです。
他の保険会社の「変額個人年金保険」は上記①の保険契約経費部分を公表していません。
たとえば、『保険契約締結などに必要な経費は、年齢・性別・保険期間などによって異なるため一律に何%と表示することが出来ません』(A社)。『これらの費用については、年齢別の発生率等を用いて算出しているため一律の算出方法を記載することはできません』(B社)。『保険関係費は、契約年齢・性別等によって異なるため一律に記載できません』(C社)。などのように金額を公表していません。
旦那によると、運用金額が変動する保険については”運用の成果は保険会社ではなく保険契約者の自己責任”なので経費部分は加入者に知らせなければならないはずだ。というのですが・・・。
年齢や性別で異なるのであれば個別の設計書に表示すればいいと思うのですが個別の設計書にも表示していません。そして、また運用後に差し引かれる運用経費部分はそれぞれの会社は金額を公表しています。不思議ですね。金融庁が認めているのでしょうね。
細かい話と思われるかもしれませんが、運用に回される部分が少なければ選んだファンドの実績がどんなに良くても積立金は増えませんよね。最近「変額保険」の説明が、ファンドの運用実績やリスク分散の説明だけで保険本体の説明が抜けているように思うのですが。